動物園で見かけた素敵な動物、なんだったかな?
あれでもない、これでもない、これだったかな、いや違った…
一緒になって、考えることができます。
復刊された絵本ですが、最初に出された時、作者はうんと若かったそうです。色をテーマに、何人かの作家さんたちが、それぞれ色を選んで、お話を作ったとか…橙?それとも黄色?青?作者らしい色を選ぼうと思ったら、一番若くて、最後に残った黒になったというエピソード。
それでも、らしい色遣い、作者の強い思いが伝わってきます。色の特徴をよく表している動物の登場には、『素晴らしい!』のひと言です。
ハラハラしながらも、うんと楽しめる素敵な絵本です。