3人兄弟の真ん中のぼく。ぼくはじゃんけんが弱いけれど、今日は大好きなイチゴのケーキ、負けるわけにはいかない!
この勝負がつくまでの、ぼくの心の描写が楽しいです。
たかがじゃんけんと言うなかれ。子供の頭の中ではいつも「グー」と「パー」と「チョキ」が出番を争ってケンカしているんですね。
そして、目当てのケーキの存在感・・・じゃんけんに勝つたびケーキが大きく感じられる、という構図に「うんうん、わかるわかる」という思いです。
じゃんけんという身近さやケーキが食べられるかというドキドキ感に娘も共感できたようです。