小学校高学年以上向きだと思います。
ドキッとする怖さがあります。
リタ・アン号という船の船長、ランドール・イーサンの
航海日誌より抜粋という文章で始まります。
航海日誌がそのままストーリーになっています。
航海の途中発見した島で船員達は不思議な石を見つけます。
その石の魔力にとりつかれ、優秀だった船員達に変化が現れます。
一体彼らに何が?
それは普通に考えれば笑えることなんでしょうけど、
村上春樹さんの訳が素晴らしいんでしょうね。
怖いんです。笑えないんです。
小さい子どもさんにはかなり難しいと思いますが、
面白い絵本には違いありません。