1ねんせいのクラスで読み聞かせしました。
お話し自体は日本の昔話にも同じようなものがあって
大人の私には「あ〜、この展開か!」と思うのですが
その言葉を「えっ?この作りは?何??おもしろい!」
と、感心してしまう作りになってるのです。
そうです!この絵本には「はじめのおはなし」と「つづきのおはなし」
の始まりが絵本の表紙と裏表紙に分かれてて
絵本のちょうど中間から物語の展開を分けてるのです。
そうすることで、読み聞かせの場面では
「間をおく」ということがいかされて、
場面の切り替えが分かりやすく、次はどうなるの?
早くおはなし聞きたい!と子どもたちの興味をひくのですね〜
実際に読み聞かせしたときにも、
「さて、続きは一体どうなるのでしょう?」の問いかけのあとに
絵本をくるり!とひっくり返して、「さあ、続きはここからだよ〜」
といった風におはなしを始めると
「わあ〜!絵本が反対になってもおはなし読めるの?」
「おもしろい!題名(絵本のタイトル)が二つもある!早く読んで!」
子どもたちもどこかで聞いたことのある、わかりやすいおはなしに
おもしろい仕掛けを施した絵本。
とっても楽しい時間を過ごしました。