韓国の昔話ですが、日本でいうと「おむすびころころ」や「こぶとりじいさん」のような正直者と欲張り者が出てくるお話に似ています。
「はじめのおはなし」で、正直で親孝行な息子がハシバミの実を拾います。
息子が森の中の小屋で休んでいるとトッケビ(日本でいう鬼のようなもの)が来てこんぼうで金貨や銀貨を出します。
本をひっくり返して裏表紙から読むと「つづきのおはなし」でよくばり者が出てきます。
内容は想像がつくと思いますが、心がけがよくないと、幸福は訪れないのですね。
息子にとってはおもしろかったらしく、一人でも読み返していました。
韓国には、トッケビが出てくるお話が多いので、これからも探して読んでみたいと思いました。