子どもが泣かない日ってないですね。痛くて泣く、くやしくて泣く、悲しくて泣く、うれしくて泣く…いろんな「泣いた」が長さんの絵と中川さんの文でわかりやすく表現されています。
赤ちゃんが泣くのは赤ちゃんのしごとなんだっていう文がありますが、子どもが泣くのもことばと同じくらいりっぱな感情表現として認められますよね。子どもが泣かなかったら、親は、子どもを抱きしめたり、大丈夫だよって声をかけたりすることが減っちゃう。それは、いやだいやだ。
大人になったら泣かなくなるのはどうして…考えさせられました。いろんなことに忙しくて泣くのを忘れちゃってるのかなあ。いや、それは、かなしいことだなあと思い、泣きそうな心境です。