崖から落ちて怪我をし、目も見えなくなってしまったティラノサウルスをみて、
ほうっておけず、プテラノドンの子は、
「おれはティラノサウルスだ」といって、看病します。
しばらくたった日、木の実を取って戻ってくると、
ティラノサウルスが魚をくわえて立ち上がっていました。
ティラノサウルスは天敵ですから、
驚いたプテラノドンは無我夢中で空へ飛びあがることが出来き、逃げて行きました。
でも本当は、ティラノサウルスはプテラノドンの嘘を見抜いていたから、
プテラノドンと話をしたかったのです。
プテラノドンに魚をあげたかったのです。
仲良くなって欲しかった・・・。
でも、いいお話です。