シリーズものの2巻目って、結構大事なポジションの作品ですよね?
ここで崩れてしまえば、もう次は読者に期待されないし、ここで、すごい!と思わせれば、絶対しファンは増えるし、物語が確固なものとして樹立する感じがします。
さて、娘に切望されて図書館で借りてきた『ジーク・シリーズ』の2巻目です。
今回は1巻で敵国であったゴルドニアと、ジークの住むジルバニアが同盟国となります。そして、そのゴルドニアに隣国のブラウニアという国が攻めてきた!
という、一大事の知らせから始まります。
大人向けのファンタジーなら、○○サーガとか付きそうなタイプの物語で、しいていえばありがちな設定なのに、読んでいてなんか、楽しい!
これはうちの子も同意見で、つい「次は?次は?」と、ドキドキしながらページをめくっている自分がいるそうです。
期待を裏切らない展開。のに、「読ませてくれるな〜」と嬉しい悲鳴をあげそうになる斉藤マジック(?)的「ジーク」シリーズに親子ともどもハマってしまいました。
さてさて、一難去ったジークに、3巻では一体どんなことが起きるのでしょうか?
楽しみです!!
小学校高学年くらいから、中学生、高校生くらいのお子さん向けです。
ファンタジー好きの人はぜひ読んでください。