姉弟が親を思う優しい心、ちょっぴり悪いことをしている時の後ろめたさ、かばんが当たってうれしい気持ち、でも後ろめたい気持ち、そしてくじが外れてがっかりした気持ち、正直に話してよかったという安堵の気持ち、どれもこれも手に取るように伝わってきます。
子どもたちの優しさ、そんな子どもたちを育てた母の優しさ、周りの人の優しさにとても温かい気持ちになりました。6歳の娘も優しく、温かく育てたいと改めて思いました。
子どもよりも、むしろ大人がジーンとしてしまうかもしれません。
子育てに行き詰まったとき、気持ちを楽にしてくれる絵本です。