長谷川集平さんと言えば、「はせがわくんきらいや」でデビューしたことで知られ、「ホームランを打ったことのない君に」が良かった記憶のある作家です。
今回の作品は、1978年の「トリゴラス」の続編とのこと。
「トリゴラス」が評価の高い作品なのですが、続編まで32年もの空白期間があるという稀有な作品です。
残念ながら、「トリゴラス」はまだ読んだことがなく、続編からのスタートなので、評価が難しいところです。
また、トリゴラスが出現するシーンから始まりますが、ウルトラマンシリーズに登場したベムラーを彷彿させる怪獣です。
ぼくは、トリゴラスに連れ去られて、南の島に着くのですが、そこには、かおるちゃんが・・・。
どうも、夢の中のお話しのようなのですが、続編からだと、トリゴラスの存在意味とか、かおるちゃんの設定が分からず、評価のしようがないというのが本音です。
単独の作品で考えると、良くて普通というところかと思いますので、「トリゴラス」を読んでから再評価したいと思います。