生まれて初めて読み聞かせをはじめたころ読んであげました。
生後4ヶ月頃って、人の顔に興味を持ち始めますよね?
そんな時期の娘にとっては、まさにツボの絵本でした。
この絵本は、キュートな姿の3匹の毛虫が主人公。
どのページも、正面から顔が描いてあるせいか、赤ん坊は
毛虫の顔に興味津々。ときに葉っぱの影に隠れて
見えなくなって、また再び顔を現すなど、
「いないいないばあ」の要素も楽しめる内容です。
生後4ヶ月から1歳ぐらいまで、よくまあ飽きもせず毎日何度も
読んだよなあと懐かしくなる思い出の絵本です。
子供がごく小さい時期、子供自身が興味をもって
かぶりついてくる本は、貴重だと思います。
【事務局注:このレビューは、「もじゃらんこ」こどものとも0.1.2 2000年9月号 に寄せられたものです。】