クレヨンのくろくんがみんなから仲間はずれにされるのですが、他のクレヨンたちが喧嘩を始めると、シャーペンのおにいさんとくろくんが大活躍!そして最後にはみんな仲良しになるお話です。
みんな1人1人特別な存在なんだというちょっと難しい話を、クレヨンという身近な物で表現していて、小さい子供にも何かしらメッセージが伝わるのではないかと思います。
クレヨンたちが絵を描く場面は、本当に絵本の上にお絵かきをしているような感覚になり、子供も指で花を描いたり雲を描いたりしています。
最後の花火を描く場面では、小さい頃にやった記憶が思い出されて、私のほうが懐かしい!と感激してしまいました。
実際に目の前でこのような花火を描いてあげたら、さらにこの絵本を読む楽しさが増すと思うので、今度描いてあげようと思っています。
絵を描く楽しさや友達の大切さ、いろんなことを感じられるとてもいい絵本です。