この本を読んで、昔私もやったことを思い出しました。
小学生だったと思いますが、くろがいっぱいへるんですよね。手も真っ黒になるし。
でも、最後とがったもので削っていって、とってもきれいな花火(自分が一生懸命書いた)が現れたときは感動したものです。私にもこんなにきれいな作品ができるんだという、図工へのちょっとした自信になったように思います。
ほんとうにくろくんは偉大です。
私は、あなたが素敵なのを知ってるよといいたい。
くろいものがちょっといじわるされてしまうというところで「まっくろネリノ」というお話も思い出しましたが、このお話のほうが明るいノリだと思います。
でも、くろってしまって見えるし私は好きな色なんだけど・・
娘は、この本を読んですぐに花火の製作に取り掛かりました。
ちょっと根気が足りないのか思うような作品は作れませんでしたが、本人は満足げでした。
(私が時間かけてやったのは小学生のころだからちょっと難しかったかも)
この本は、ちょっと絵を描いてみようかなという気にさせてくれる素敵な絵本だと思います。
我が家では、そらまめくんシリーズですっかりおなじみのなかやさんの絵本は、とってもかわいらしく娘が表紙だけでリクエストするような魅力があるらしいです。おすすめです。