くすのきしげのりさんの“おこだでませんように”大好きです。
関西弁の響きも心地よく、男の子の切ない気持ちに感動しました。
ですが、この絵本・・・
子どもなら皆大好きなプリンを、
「おそいなぁ。てつだってやるよ!」と食べてしまう くまくん。
まるでジャイアン、その発想は想像力なさすぎやしませんか?
謝って!と言われているのに、
「そんなもん、しらん!『ダメ』っていわんかったし・・・」という返事。
そんなもんなんて、知らんなんて、逆ギレ?
しかも最終的には、「わかった!わかった!」
“そうだったんや、ごめんな!”ではダメ?
“はい”は1回!!(笑)
おわびにイチゴをあげると言った舌の根も乾かぬうちに
「なんなら、りすくんの いちご たべるの てつだってやろうか?」
関西のノリなのかもしれません。
おこだでませんようにの男の子のように、
このくまくんも誤解されやすいタイプなのかもしれません。
私が誤解しているだけなのかも。
最後のは、クスッと笑える冗談なのですよね。
でも、なーんかモヤッと・・・;
どちらも大好きな作家さんですし、
シリーズ前2作がとても良かっただけに、
すごーくすごーく期待していたんですけれど・・・ね。