ピンクのこぶたさんがパンツを穿くだけの
とってもカンタンな文章の絵本だし、こどものともの年少版なので
年中の娘には物足りないかな〜と思っていたんです。
でも絵本ナビでやけに評価が高いので ためしに購入♪
するとっ!娘は驚くほどハマリましたよ。
最後に可愛らしいオチがついているのと
全ての文章に節がつけられているので
最後のページの音符の通り 節をつけて
私が歌い出した途端 娘の目の色が変わりました。
歌いながら読める絵本は子ども心を掴みますね
すごく気に入ってお休み前の絵本はここんとこ毎日この絵本が入っています。
これはムーミンで有名な岸田今日子さんが娘さんが小さい頃
パンツを穿かせるのに 実際にこの自作の歌を歌っていたらしくこの微笑ましいエピソードは裏話として絵を担当した佐野洋子さんによって 語られています。
佐野さんと岸田さんはとても懇意にしていたそうです。
仲良しの二人の子どもを慈しむような視線が目に浮かびそうな絵本に仕上がっていますよ。
本当にこぶたさんの姿が愛らしくて 岸田さんの文章にとても合っています。
ただ残念なのは ウチには一音階しかないオモチャみたいなピアノしかないこと
ピアノで弾きながら読むほうが娘も歌い易いと思って
弾き始めたら この歌って結構音域が広いのですよね。
安いものでもいいからキーボード買おうかなァ。。。
【事務局注:このレビューは、「パンツの はきかた」こどものとも年少版 2007年5月号 に寄せられたものです。】