落語絵本が好きで、色々読んでいる中で見つけました。
はじめのうちは、真面目な古道具屋が、意外にも成田山で邪なお願いをしてるなぁ・・・くらいだったのですが、帰りに立ち寄った農家で話が動きます。
身重の奥さんが疑り深くて、古道具屋の下心を見破ったかに見えましたが、それでも城下町と農村での金銭価値の違いが如実に表れており、興味深い。
ラストは、農夫のいらぬ親切が悲劇を生む訳ですが、「真二つ」の名にふさわしく、面白い!
けどちょっと怖い・・・
テンポが良くて分かりやすい流れだったので、息子はかなり気に入ったようです。