保育園の夕方、残っているのはつとむとたくと先生だけ。先生は明日のお誕生会の準備があるからと別の部屋へ。つとむとたくは、電気を消してシーツをかぶって、部屋から出て暗闇を探検します。廊下の隅で何かが光っていたり、カーテンが急にまくれ上がったり、人影が見えたり、怪しい物音がしたり・・・。とうとう怖くて先生のいるはずの台所へ行ったけど、そこでまたびっくり!
思わず声をひそめて読んでしまいます。一緒に探検してるような気分になり、とても面白いです。
こわいこわいと思ってると、小さなことでもビクッとなる、その心理がよくわかります。怖いものの正体は実はなんでもないものだったと、考えながら読めます。私は何度か読んで、やっと光っているものの正体がわかりましたが・・・。
【事務局注:このレビューは、「くらやみえんのたんけん」こどものとも に寄せられたものです。】