ヒギンスさんは、ある日屋根裏部屋で時計を見つけます。その時計があっているか確かめるために、別の時計を買ってきて、寝室に置きます。その時計が、ちょうど3時、屋根裏部屋の時計は、3時1分。
どちらが正しいわからなくなりもうひとつ時計を買ってきます。
四つの時計を買ったヒギンスさん。どの時計が正しいのかますます分からなくなってしまいす。時計屋さんに相談してヒギンスさんは、懐中時計を買います。
ヒギンスさんの勘違いが、とてもユーモラスです。時間という観念を理解するのは子供にとってむずがしいと思いますが、こんな絵本から、入っていくといいのではと思いました。 時計を、読み始めた子どもにお勧めです。
また、ヒギンスさんの勘違いに真面目に応対する時計屋さんも、ユーモラスです。