このお話は 斉藤公子さんが 詩人の木村次郎さんの再創造して絵本にされました
絵は那覇出身の儀間比呂志さんの版画です
わらしべ王子の後書きを読みますと 沖縄の人々の 歴史が分かります
沖縄の人々の生き方 優しさは どうしてつくられたかが書かれています
斉藤公子さんは さくらさくらんぼ保育園で園長として 子ども達を育ててこられました(私も保育士の時に 実習で一週間先生が子ども達をどのように育てられているかを 学びました)
さて、 このお話の中に出てくる
主人公の たろう
お母さんは死ぬ前に、お父さんが 沖縄でよその国の王に殺されたこと
お父さんが残してくれた ふるいわら束を渡し
「このわらたばをもって 旅にいきなさい」と言って 死んでいきました
たろうは 旅に出て いろんな人が困っているのを助けます
そして、こみこという目が見えない女の子と出会うのです
悪い王を追い出し こみこと沖縄の島でみんなと生きていくお話です
このお話の中に 出てくる歌
私が 丸山亜紀さんの音楽教室で聞いた 懐かしい 歌です(おおきな声で歌っています)
沖縄は今でも 米軍基地があり人々は、基地を作らないでと反対の声をあげています
第二次世界大戦で 沖縄は、すさまじい戦争でたくさんの人々が殺されました
悲しい歴史を語り継ぎ そして 基地のない平和な沖縄になることを望んでいます
この絵本は みんなに読んであげたいし 私の友人 沖縄出身の彼女に読んでほしいと思います