毎度このシリーズが面白いのはイラストもあるでしょうし、何より翻訳の面白さに尽きると思います。
もともとはローレン・チャイルドさんという方の作品ですが、日本語訳にされたかたのユーモアもこのシリーズを楽しくしてくれています。
私は特に初めの方でおおきくないからまだいかないといっているページがありますが、そこにある身長の目盛りの表示が面白い。
まだちいさい ややおおきい おおきい ばかでかい きょじん・・といったふう。
毎度お兄ちゃんが奮闘するも一枚上手の妹ローラ。
お兄ちゃんのローラを想う優しさも垣間見れます。
制服がないとわかればナイルワニになってしまう本当に突拍子もない展開に毎回、びっくりするやらおかしいやら。
この絵本は文字もイラストに合わせてウェーブしていたり、風がふいているように文字も舞っていたり、細かなところにも遊び心があり、面白いです。