海外に五年住み、チャーリーとローラはもっぱらテレビで、毎日のように見ていました。
日本人学校にあった唯一日本語のシリーズ「ぜったいがっこうにいかないからね」は、クラスの読み聞かせでも読んだ記念の本です。
新装版が出たと知り、春小学校入学を控える息子にちょうど良いので早速購入しました。
うちは息子ですが、、ローラの気持ちが良く分かるようで、お兄ちゃん大好きなので、チャーリー役はお兄ちゃんで、弟はローラ役に徹しています。
ローラは女の子ですが、しっかり芯が通った子なので、男の子にも感情移入しやすいキャラクターなのだと思います。
兄弟を持つ親としては、お兄ちゃんが下の子を気遣う描写は微笑ましい限りです。
我が家のお兄ちゃんも優しいので、こんな風に弟を心配してるのかな、とか、入学大丈夫かな、という下の子の視点とふた通り楽しめます。
好き嫌いが多いからお弁当箱持って行くとか、「ぜったいたべないからね」にも通じていて、ワニの格好する場面も、シリーズでテレビでは他にもローラが色々な格好をするエピソードがあり、我が家ではこの本は読み方が沢山あります。
でも1番の効果は、見えない友達の存在。
シリーズで随所で登場するローラの友達も、この本の役が1番重要だと思います。
海外で沢山のお友達とお別れしてきた我が子達も、心の中でいつまでも友達を大切にしているからです。
新装版、大切にしたいと思います。