もし我が子が「絶対学校には行かないからね!」と言い出したら、
きっと頭を抱えてしまうでしょう。
でもこの絵本では、チャーリーが見事にローラを学校へ行かせることに成功します。
あれこれ理由をつけては学校へ行きたくないと言うローラ。
その心の底に、新たな世界へ入っていく不安の心がありました。
チャーリーは、そんなローラの気持ちをしっかり受け止めて、いつだって「大丈夫!」と背中を押してくれる心強い存在。
兄妹のやりとりが何とも可愛らしく、微笑ましくもありました。
つい大人目線で叱ったり、口やかましく言ったりすることがありますが、チャーリーのように子どもの目線に立って、楽しく!接していきたいなと思いました。
それにしても、子どもの空想力ってスゴイですね。楽しい!
イラストも、とてもカラフルで可愛らしい。
表紙の方眼とスケールが、なんともオシャレで素敵だなと思いました(^^)