11ぴきののらねこがいました。
いつもおなかがぺこぺこでした。
小さな魚を見つけても、11に分けて食べるので、ほんのちょっぴりのおごちそう。
ある日、ひげの長いじいさんがやってきて、大きな魚がいるところを教えてくれました。
さっそく、11ぴきのねこは、準備をして出かけるのですが…
なんて平和なのらねこさんたちなんでしょう。
大きな獲物をとるために、何度も挑戦し、作戦を練るところ、そのチームワークは抜群だと思いました。
子どもたちと一緒になって、応援したり、ちょっと心配したりと、いっしょに楽しむことができました。
そして、どの場面でも、のらねこさんたちの表情、なんともいえません。最初から最後まで、ニタニタしながら、読めると思います。