おなかをすかせた11匹の猫達、小さいお魚を11等分にしてもおなかいっぱいにはなりません。そこで長老の猫に聞いた大きな魚を捕まえに行きます。失敗をくりかえしながらも、決してあきらめない猫達。そしてとうとう大きな魚をつかまえ、みんなに自慢をするまでは食べるのを我慢!我慢!なんて言ってたのに・・・朝になったら大きな魚は骨だけになってしまっていたのでした。貝を枕に寝る大きな魚や、「ねんねこさっしゃれ」を歌ったりする猫達、我慢なんて言っておきながらチラチラと大きな魚を見たりする猫達の仕草がユーモラスです。息子は11匹の猫たちが魚に飛びかかるシーンで一緒に「それ−っ」と応援、骨になってしまったお魚をみて「美味しかったねぇ」と自身も11匹の猫になりきっているようでした。