『トムとピッポさんぽへおでかけ』という絵本を読んで、過去に別訳のこの絵本が出版されていたことを知り、読んでみました。
『トムとピッポさんぽへおでかけ』とこちらの訳の一番大きな違いは、主人公トムが、三人称で描かれているか、一人称で描かれているかではないかと思いました(他にももちろん文章の違いはありますが)。
これまでの少ない経験から感じていることですが、息子は主人公が「ぼく/わたし」と書かれている絵本はあまり好みでないようです。2歳の息子には、「ぼく」と書かれているから感情移入できるというわけではなく、三人称で、「トムは〜」と書かれている方が、内容を理解しやすいからではないかと思っています。もう少し大きくなれば、また違ってくると思いますが。