前半にて、夜の町をどうぶつが集まって歩いていく様子や、「世界中をまわってとうとうこの街へやってきた」ことが、サーカスっぽく謎めいた様子で、楽しく見ていました。
しかし中盤から出た、環境啓蒙のメッセージがストレートというか、センスが無いというか、ガッカリ感がありました。地球があぶない、動物たちが死んでいく!と煽るだけです。動物たちが死んでいくことのデメリットとして説明されるのは「さびしくなるから」です。
ストーリーを楽しむ話だと思って読み始めてしまったことと、前半の期待が高かったため、非常に残念でした。
また文と絵の配置が少々微妙なところがありました。
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