御先祖様のお蔭で、生まれてきて、こうやって生きているんだ…という実感が希薄になってきた今、そんな当たり前で大切なことを、ストレートに、そして嫌味なく教えてくれる本です。
娘は読んでいるうちに話に引き込まれていき、素直に内容を理解しているようでした。特に、御先祖様の顔が沢山出てくる場面では、色々な顔をじっくりと見て、「こんな人も、いるんだねえ〜」と言いながら、楽しんでいました。
残念ながら、自らの命を絶ってしまうことが多いこの世の中、是非、この本を小さいうちに読んであげてほしい、そして小学生位になったら、自分で読むようにしてほしいと思います。
そして、自分の命は、御先祖様からつながっていて、安易にそのつながりを断ってはいけないということを知ってもらいたいと思います。
絵も面白いですし、お説教じみた本を読むより、ずっと心にしみて、命の大切さが伝わると思います。
お彼岸やお盆に読んで、御先祖様に感謝しながらお墓参りもいいのでは…と思います。おススメです。