図書館でふと目にとまって借りたのですが、訳が江國香織さんだったんですね。絵本の翻訳もされているとは知りませんでした。
そしてこのサムのお話。シリーズなんですね。初めて読んでみましたが、黙読ではさほど感じないのに、声に出して読むと、不思議と優しい気持ちになれる。そんな絵本だと思います。
フレッドがいなきゃ眠れないというサムに、とことん付き合って一緒に探してあげるステラ。優しいのね。親でもここまで付き合えないのに(笑)その優しさと寛容な心に脱帽。
各ページに隠れているフレッドに気がついたのは2度目に読んだときでした。実はちゃんと描かれていたんですね。フレッド探しもぜひ楽しんでほしいと思います。