おいのこもりという、変な名前の森に、金と銀の目をした変なみみずくが住んでいました。その変なみみずくが、教えてくれた変なお話が、『どろぼう学校』のお話でした。
どろぼう学校の校長先生が、「何か泥棒をやってこい。」と宿題を出すのですが、生徒たちが盗んできたものは、変なものばかり。そして、今度は、みんなで遠足にいきました。
本当にあったら、ちょっと恐ろしい「どろぼう学校」ですが、このお話に出てくる生徒さんたち、顔はとっても怖いのにやることといったら、なんともまがぬけていて、思わず笑いが出てきます。そして、絵もなかなかおしゃれです。みんなが着ている洋服の模様が、とってもしゃれているのには、驚きでした。ユーモアたっぷりのお話を、どうぞお楽しみください。