私が好きな色です。
春を思わせる素敵な色です。
瞳の色は、吸い込まれそうな鮮やかなブルーの色。
こんな色のねこがいたら・・・と想像するだけでワクワクしてきます。
その年の春は、なかなかやってきませんでした。
どうしてかしら?
実は、春を運ぶというはるねこが、
たくさんの〈はるのたね〉がつまった巾着袋を、
どこかに落としてしまったというのです。
そこで、あやは、折り紙で春を作ることに。
沢山の花、虫や小鳥。
それらの折り紙は、見る見るうちに本物に・・・。
いっきに、色鮮やかな野原になり、
いつのまにか春の日差しがこぼれ、
花も虫も木も動物も、すべてが輝き始めたのです。
色使いが綺麗で、春ってこんなに輝いているんだ〜と
再確認しました。
あやの春一番の風のアイデアも素敵です。
はるねこの笑った顔も好きです。
はるねこが去った後のあやの顔もいい表情です。
はるねこからもらった「ひだまりのたね」は、私も欲しい!!
かんのゆうこさんの「四季ねこ」シリーズは、
初刊の「ふゆねこ」からのファンです。
先日、年長クラスの読み聞かせに使用しました。
大人しくじっくりと聞いてくれたのが印象的。
シリーズの他の絵本も紹介したので、興味深く見てくれました。
娘は、松成真理子さんの絵が嫌いだとか(><;)
シリーズの絵は、それぞれ違った絵描きさんですので、
単独でも楽しめます。