少し年上の友達って、どうしてあんなにかっこよく見えるんだろう。
いろんなことを知っていて、行動的で優しいおおはしくんは、
誰にとっても理想のお兄ちゃんなのではないかな。
我が家の前の小さな池にはザリガニがいるらしく、
2月頃から子供たちが競ってザリガニ釣りをしています。
たぶん家の中で遊ぶことの方が多い子供達と思いますが、
ザリガニを見つけた歓声や、やっと捕まえた感激の声が窓越しに聞こえてくると、
その嬉しさは昔も今も変わりないことを感じます。
「ぼくとおおはしくん」は大人の私にとっては懐かしく切ない気持ちを思い出させてくれましたが、子供達にとっては、こんな友達が欲しいなぁ、とかこんな風になりたい!とか、とてもリアルな物語なんだろうと思います。
おおはしくんのような存在やこの絵本のような美しい景色が
いつまでもたくさん残っている日本であって欲しいと思いました。