素敵な春の絵本です。
春は、子どもたちにとっても入園・入学と親元を離れ、一人で踏ん張らなくちゃならない場面に出会う時期。
土の中の球根のように、ぬくぬくと居心地の良い場所に留まっていたところから、ちょっと勇気を出して芽を出し、蕾を膨らませ、花開かせた時に見える広がる外の世界の素晴らしさ。
そんな事をチューリップの気持ちで語っている絵本です。
チューリップはけっして一人ぼっちじゃなかった。
おひさまも雨も助けてくれました。
花開いてみるとたくさんのお友だちも待っていてくれました。
ちょっと臆病になっているお子さんと読んでみてはいかがでしょうか。