子どもたちに読みながら、自分の方が感動して、グッときてしまいました。
心地よい土の中にいたいと思う球根は、まるでこの春幼稚園に入園する3歳の末っ子長男。息子はまだまだ家が大好きで、「幼稚園には行かない」と断言しています。二人のお姉ちゃんが、ここに出てくるもぐらのように「幼稚園たのしいよ」と言ってくれているのですが、まだ勇気は出ていないよう。
この絵本を読んで、私もおひさまのように、ゆっくりとあっためて、あっためて、あっためてあげよう!と思いました。そして、はるのあめのように、やさしく「ゆうきをだして!」と励ましてあげれば、きっと春には芽を出してくれる。ぐんぐん育ってくれるはず。たくさんのお友達に会えてよかったと思ってくれるはず。と思えてきて、なんだか私が大きな勇気をもらった気がします。
これから幼稚園や小学校に入園入学するお子さんに、そしてそれを応援するお父さんお母さんにぜひ読んでほしいと思います。