絵本の紹介本で、読者アンケートの上位に入っていた本なので、図書館で借りてみました。
ジョン・バーニンガムの飄々とした絵が楽しい、ベッドでいろいろな旅をするお話でした。
ベッドを動かすための魔法の言葉が最後まで明かされず、きっと魔法の言葉は一人一人違うのだというのもなかなか洒落ています。
でも、ちょっと物足りない。
そうです。我が家では、ベッドには丸いベッド飾りが必須なのです。
このお話のベッドは、「ベッドには丸々くん(我が家での丸い飾りの通り名)」という条件が満たされていないので、どうしても魔法のベッドとしての資格を持つには未熟な気がしてしまい、今ひとつ乗り切れませんでした。