40年前に亡くなったおじいちゃんと、ダンスをしたい!という、おばあちゃんの願い事を叶えるため、ゆうきくんが魔法の帽子を被って、その名の通り、勇気を出して、「おみやのもり」の「ふくろうじいさん」に会いに行き、「ふくろうじいさん」のアドバイスを受けて、お友達と「ほしまつり」をひらくお話です。
ゆうきくんの思いが伝わり、おばあちゃんが、夢の中で、おじいちゃんとダンスをするシーンは、胸が一杯になりました。
読んでいて、もしも、このまま、おばあちゃんが、おじいちゃんとダンスを踊り続けて、ゆうきくんの元へ帰ってこなかったら、と不安になりました。でも、おばあちゃんは、ちゃんと戻ってきてくれて、おまけに一層元気になって、とても嬉しかったです。
ゆうきくんの、おばあちゃんを想う優しい心が、読者に伝わってくる、いいお話でした。