田島征三さんの迫力ある絵が好きで借りてみました。
読み終わってみると、このおはなしを通して作者の言いたいことは・・・と考えさせられるような気がしました。
要らないもの、このおはなしではおばけを山奥に棄てる、つまりおばけの指す所は廃棄物で、現代のごみ問題、環境問題、もしくは現代人の心のあり方を風刺しているように思いました。
きっと、読む人によっておばけの指すところは違ってくるとおもいますが、何かを心の中に提起してくれる、そして子供にも間違った行動が問題を起こすといったようなニュアンスは分かると思います。