森の中をおとうさんと二人乗りの自転車。
何てきれいな表紙なの、と思って借りてきました。
息子も、「パパと自転車乗りたいなぁ。」というほど、楽しい光景でした。
春夏秋冬、おとうさんと過ごす時間が、優しさに満ち溢れていて素敵だなぁと思って読んでいました。
拾った花びらなど、お気に入りの花の刺繍のハンカチに包んで川に流す女の子。
その意味が、最後でようやくわかり、涙が溢れました。
ハンカチをなくしてしまった女の子の気持ちも、夜なべして刺繍したおとうさんも。。
すべてが最後にわかって、涙が止まりませんでした。
切ないけど、あたたかく優しいお話。
おとうさん大好きな気持ちが伝わってきました。