「新幹線のたび」をした翌日にプレゼントした絵本!
まずは見返しの日本地図を開き、自分たちの街を通る東海道新幹線の路線を確認。
「のぞみのたび」は、東京から新大阪まで。
でも、はるかちゃんは、本州最北端の新青森から、おじいちゃんに会いに鹿児島まで旅を続けます。これには娘もびっくり!
最近、都道府県を覚えたばかりの娘は、興味津々で北から地図を開いていきます。
「十和田湖だ!」
「八郎潟もある!」
「もう仙台なんだね。」
そして、今年から大河ドラマを見始めた影響で、
「わぁ、会津だよ! 鶴ヶ城もある! このお城にお殿様がいたんだよ。敵が攻めてこないように、山に囲まれてて、お城の前には水(湖)もちゃんとあるんだよね。」
と、興奮しながら話していました。
立体的な地図で、お城や高層ビル、観光名所などもカラフルな細かいイラストになっているため、一目で山の高さや緑地帯などの地形もわかり、それぞれの地域の様子も伝わってきます。
スカイツリーもそびえ立っていますよ!
箱根を過ぎると、いよいよ静岡県。
私たちにとって、富士山は身近な山ですが、やはり新幹線から見る富士山の眺めは圧巻!
思わず、「わあ!」と声が上がります。
そして、私たちの住む街へ。
ピアノのコンクールなどでも利用した高層タワーだけでなく、近くの遊園地の観覧車や、いつも通る橋まで描かれていて、娘といっしょに、はしゃぎながら感動してしまいました。
近隣にも旅行で訪れた思い出の地がいっぱい。
こうやって地図を見ながら、思い出話に花を咲かせるのも楽しいですね。
ここから西は、娘にとってどこもまだ見ぬ土地ばかり。
でも、いろんな本で読んだり、学校で学んだりして得た知識から、その土地の名産や歴史が次々につながっていきます。
夕日に映える桜島を見ると、本当に長い長い旅を終えて、新幹線の最南端の駅までやってきたんだなあ、と感慨深い気持ちになります。
いつかこの絵本を手に、娘といっしょに旅をしてみたいな・・・。
そんな夢を抱かせてくれる素敵な絵本です。