テレビなどで、肉食獣が草食獣を襲う様子などを見ると、
可哀想だな…という思いと、肉食獣だって生きる為なんだから仕方ないよ…という思いが浮かんできます。
ヌーを殺したライオンの裁判。
このお話は、母親を殺されたヌーのこどもの気持ちを汲みながらも、この弱肉強食という図が、実は弱者を守るものでもあるということを教えてくれます。
どんなことでも、一方からしか見なければ、真実は見えてこない。
物事を広く捉えることが大切ですね。
お話もさることながら、広大なサバンナとたくさんのどうぶつ達を力強く描いた絵は、ひとつひとつがアートで、とっても素敵でした。