3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。つんつくせんせいシリーズにはまっている息子はにこにこ顔。今回は山に遠足に行くのですが、山小屋が実は2軒あって、つんくまえんのものと人間のものとどっちがどっちだかわかりません。それを知らずに、おっちょこちょいのつんつくせんせいが、つんくまえんのくまたちとニアミスをしながら、山小屋や遠足を楽しむというストーリー。お互いにお互いの存在を知らないから、なんとかなっていますが、これが鉢合わせになったらどうなったのやら・・・。
このストーリーのベースには「3びきのくま」があり、常に「3びきのくま」に似ているねというくだりもありますし、設定もそっくり。3びきのくまを予め読んで知っているとわかりやすいかもしれませんね。うちは知らなかったのですが、それでも充分理解できたと思いますよ。スープを飲んだり、イスを壊したり、ベッドで昼寝をしたり・・・。2軒の山小屋もどちらがどちらのものだかよくわからないままで進行していきますが、それもあまり重要ではないので、なんかあべこべのままおもしろかったね、で終わる、相変わらずのおっちょこちょいせんせいが息子は楽しかったみたいです。そういうあべこべさが楽しめるなら、オススメですね。