これから幼稚園の娘(もうすぐ3歳)に園関係の本を読んであげていて
こちらは保育園ながらもタイトルに惹かれて読んでみた。
タイトルとおり海辺にある保育園で、そこへ引っ越ししてきて
まだなじめない女の子がいて、その子を何かとかまう男の子がいて
そんな園生活にありそうな日常が描かれている。
子供はお外あそびが海というシチュエーションをとても気に入って
何度も読んでほしいと持ってくる。園になじめない女の子は
海で遊ぶ時もくつをぬがなかったんだけど、あるきっかけで
はだしで浜辺を歩くことによって殻が向けたようにどんどん
園になじんでいく。最後はお兄ちゃんと園のみんなとの
別れのシーンあり、でもそれを乗り越えて普通に日常は
動いていくというまさに海辺にある保育園の夏の1ページを
切り取ったような絵本。のびのびとしていてとても良かった。
わが子は園になじめなかった子が何かのきっかけでなじめるように
なるという話が好きなので(なきむしようちえんもすき)
とても気に入っている。