長男がアンパンマン好きなので、興味本意で読みました。
今のかっこいいアンパンマンを知っている子供や親からすると、絵のタッチも違うし、ボロボロな姿で助けてもらえないまま自力で空を飛ぶこともあり、ギャップに驚くことも。
戦争体験からくるセリフかなとハッとする場面もありましたが、これがアンパンマンの原点かと最後は温かい気持ちになりました。やなせたかしさんのあとがきまでぜひ読んでいただきたいです。
このようなご時世だからこそ、困った人に手を差し伸べられる人になりたいし、子供たちにもなってほしいなと思えた素敵な1冊でした。