雅子様の幼少の頃の思い出の絵本として取り上げられた絵本「おやすみなさいおつきさま」が作者の絵本です。
訳者は、「エルマーの冒険」とか「おさるのジョージ」などをしている方。
でもおやすみなさいおつきさま」のように有名ではないのが残念でなりません。
まさに隠れた名作絵本ではないかと思います。
ひとりぼっちの子ウサギが野原でたまごをみつけたところからストーリーが展開されます。
色々な方法でたまごを割ろうとするのですが、なかなか割れない。子ウサギは疲れて眠ってしまっている間に、たまごは割れ、そこからアヒルの子が生まれます。
今度はアヒルがうさぎを起こそうと、ウサギがたまごにしていたことと同じ事をします。母親のお腹の中にいたことを、小さい子供は覚えていますが、動物も一緒なのかなと思ってしまいました。
絵もすばらしいしですし、色々な要素が組み込まれている絵本です。
一度手にとってほしい絵本です