小3の娘には少し難しかったようなのですが
しっかり聞いてくれました。
戦争中のさまざまな時代背景に
「どうして?」という娘の言葉を何度も挟みながら読み進めました。
戦争での父親不在。
配給の粉ミルクの盗み飲み。
疎開先での屈辱・・。
まだまだ幼いまま、弟は亡くなってしまうのですが
用意された小さな棺に収まらなかった遺体を見て
「大きくなっていたんだね」と言って泣く母の姿は印象的でした。
読み終えて
この弟がもう少し遅く生まれていたら
戦争は終わっていて、生き延びることができたのかしら・・。
などと、娘と話しました。