新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ
新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる

ともだちや」 ジュンイチさんの声

ともだちや 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1998年01月
ISBN:9784032048902
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,744
みんなの声 総数 206
  • この絵本のレビューを書く
  • ともだちを考える恰好の絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    「おれたち ともだち!」シリーズの第一弾。
    シリーズは沢山出ているのですが、最初から読もうと思っていて、やっと巡りあえました。
    絵を描く降矢ななさんの作品では、「きょだいな きょだいな」が印象に強く残っています。

    「ともだちや」って何?って思ったのですが、ともだち屋ということなのですね。
    この発想のポイントが高いです。

    最初に登場するのはミミズク。
    夜が明けるシーンなのですが、遠くに見えるチョーチンがキツネが来るのを予告しています。
    「えー、ともだちやです。
    ともだちはいりませんか。
    さびしいひとは いませんか。
    ともだち いちじかん ひゃくえん。
    どもだち にじかん にひゃくえん」
    と言ってきつねは森を徘徊します。

    それからの動物達の出会いのエピソードが愉快。
    気の良いキツネという話が目白押し。
    そして何と言っても、オオカミとのやり取りが秀逸です。
    これが、このシリーズの要であるキツネとオオカミとの出会いなのですが、中々良く出来た展開だと思います。

    そう、ともだちってお金を出すものではないのです。
    それに気づいたキツネの喜んだ背中は、何とも嬉しそうです。
    最終頁には、またミミズクがいるのですが、そのエンディングも最初の頁から良く考えられた構成となっているのが分かります。

    ともだちって何?っていうことを考えさせられる絵本です。
    丁度、集団の中でともだちを意識し始める幼稚園の頃に、読み聞かせしてあげたい一冊です。
    完成度の高い日本の作品だと思います。

    投稿日:2010/10/18

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ともだちや」のみんなの声を見る

「ともだちや」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

いないいないばあ / ぐりとぐら / はじめてのおつかい / そらまめくんのベッド / きんぎょがにげた / だるまさんが / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?
  • ゆきのひ
    ゆきのひの試し読みができます!
    ゆきのひ
    出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
    くすのきしげのりさんと、いもとようこさんが贈る、雪の日の心温まるおはなし。


絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

全ページためしよみ
年齢別絵本セット