和洋折衷どこのお姫さまも大好き! 特にロングヘアーにも憧れを抱く娘にセレクト。
娘は「わがままのせいでございます」と荒海へ身を投じるお母さんに「かわいそう〜ぅぅ」とメゲ気味。
母は「えぇこと言うなぁ、よう聞いとけよ」と心の中でほくそえみ。
途中でやめてと言われるかとヒヤヒヤしましたが、ハッピーエンドに救われたようです。
そして最後のページで、「紀州の日高? ん、本当にある地名じゃないか? 道成寺?!」ということで、実在のお寺の話だということも補足したところ、じゃ本当にいたお姫さまなの?!と娘の興味をそそりました。
道成寺へ行きたいなんて言っていますが、実在の場所にまつわる伝承もまた身近で、子どもにとって楽しいお話=たくさん聞かせてあげたいなと思った一冊でした。