トミー・ナマケンボは機械式(電動式)の家に住んでいます。
朝ベッドから起きるところから、風呂、歯磨き、着替えなどなど
何一つ自分で動かなくてよいのです。
ところがある日、停電で機械が動かず・・・。
息子は「すごい!すごい!」と感嘆の声をあげ、後半は大笑いし、
面白い本だったと絶賛しています。
停電のせいで予想もしないことがおこり、
さんざんな目にあったトミー。
「機械にたよるのはいけないよね」というメッセージなのでしょうが、
息子は「停電でも壊れないような機械をつくらなきゃ!」
ええっー!?
「学校まで運んでくれるようにすればもっといいよ〜」
ひぇっっー!!
すでに想像の世界へトリップ!なるほど、子供の視点から見たらそうかもしれません。
これほど想像力をかきたてられるものはないのでしょう。
大きくなって再びこの本を手にとったとき、メッセジーに気がついたら、
きっとクスッと笑ってしまうだろうな。
想像力豊かな小学生くらいの年齢に出会うとよい本だと思います。