新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる

おとうさんのいなか」 えっこさんの声

おとうさんのいなか 作・絵:福田 岩緒
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,282
発行日:1989年12月
ISBN:9784591033364
評価スコア 4.4
評価ランキング 13,102
みんなの声 総数 4
「おとうさんのいなか」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 胸がきゅんなる1冊

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    なぜか、4歳の娘は福田さんの絵がすきなようです。郷愁をさそうような、ちょっとだけ昔を思い起こさせるような絵。ひょっとしたら、田舎のおばあちゃんの家を思い出すのでしょうか。

    ここに描かれている田舎の光景は娘よりもむしろ私が懐かしいと感じるものです。山間の村。山の斜面を切り開いた狭い畑。家の広い家の端っこにあるトイレ。広い長い縁側。蚊帳。娘は見たことも無いはずなのですが。

    さて、お話は、お父さんを6月に亡くしたひろしがお母さんと一緒におとうさんの田舎に行きます。そして、そこで、たけちゃんというお父さんの分身のような男の子に出会います。自分もお父さんの子供のころのことを体験して、元気をもらってくるのです。

    田舎には、疲れたり、弱ったりした人の心を正常に戻してくれるパワーがあるのですね。ひろしのお母さんもきっと、なにか寂しい心を満たすものを求めて、おとうさんの田舎に行ってみようという気持ちになったのではないでしょうか。

    キーとなるのはお父さんの形見のハーモニカ。音楽には人の心を癒す働きが本当にあるのでしょうね。

    投稿日:2004/09/15

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「おとうさんのいなか」のみんなの声を見る

「おとうさんのいなか」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / はじめてのおつかい / はらぺこあおむし / いないいないばあ / もこ もこもこ / よるくま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット