同じ作者の「やねうら」が、私も息子もとても気に入っているので、こちらもどうかなと思い読んでみました。
怒りのパワーがすごい!最初はちょっとお母さんに叱られたのをきっかけに、家の中を破壊し、街中のもの、そして地球、惑星まで!
でも、最後に、怒った本人が、なんで怒ったかも思い出せない、それに気づいたときには、もう何にもないというお話。
きっと、途中からは夢の世界に入っていったのだと思いますが、実際、ちょっとした怒りが、どんどん連鎖して、悪い方向に進んでいくこと、考えてみると、身近にも、またどんなところにもあるような気がします。
怒りの本質をついているような、深く考えさせられる絵本でした。