「ともだちや」シリーズ、私も子供達も大好きです。
中でもこのお話は、色んな所に友達を思いやる心があり、
寒い冬なのに、ほんのりあたたかくなります。
・冬眠する仲間に、握手でお別れ。
・冬眠前に、きちんと別れの挨拶をしてあげられなかったヘビさんの事をずーと心残りに思っているきつねさん
・冬眠中の皆の様子を確かめたがっているきつねさんの気持ちを察するおおかみさん
・優しく寝ている友達を見回るふたり
・ヘビさんの寝床を覗いているきつねの後ろ姿を見ながら「そうか」と気持ちを理解するおおかみさん
・そして、春、ヘビさんを迎える時の二人のナイスアイデア!!!
ヘビさんを喜ばせるのに、これほどの言葉はないでしょう。
回を重ねる毎に、深まっていく二人の友情を感じます。
出てくる動物たちの性格も、現代の子供達を映し出しているようで、実際に、モデルがいて、生きているんじゃないかしら・・・・と思ってしまいます。
ともあれ、いつも、お互いを思いやり、一緒に他の友達を思いやる二人。本当に温かい友情に、毎回、感動してしまいます。
蛇足ですが、4歳に娘は、やまねさんがお気に入り、寝ぼけてしゃべったセリフを色んなところに活用しています。